元中日チーフスカウト･米村明が明かす獲得秘話

　私がチーフスカウトになったのが2018年の1月からだから、この年の下位指名選手から振り返りたいと思う。だがその前に上位指名の選手達も簡単に振り返っておきたいと思う。

　1位では4球団競合の末に、就任したばかりの与田監督が大阪桐蔭の根尾昂を引き当てた。さらに2位でも評価の高かった東洋大の梅津晃大を獲ることができ、3位でも日本選手権で150キロ投げて優勝した三菱重工名古屋の勝野昌慶が獲れた。勝野はこの順位で獲れるピッチャーではなかったが、この時は「肩が壊れていた」ことになっていたからこの順位で獲ることができた。

　私は八木に「石橋は獲るなら4位。でもそれより上の順位では獲らない」と言った。3位では勝野を獲ることが決まっていたからだ。勝野は「肩がちょっと痛い」とまで言わせているのだから、それはもう絶対に獲る。だから石橋は4位でしか獲れない。



https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2025052300002-spnavi

動画

創価大・立石正広、第1打席はバックススリーンに放り込む先制本塁打！ pic.twitter.com/ncvdgVqXlY

— でぃー (@Dee_tys) May 3, 2025

#中大 スタメン
2020年 vs巨人2軍(20-7）

三 中前祐也①浦和学院
中 五十幡亮汰④佐野日大
右 森下翔太②東海大相模
二 牧秀悟④松本第一
一 内山京祐④習志野
捕 古賀悠斗③福岡大大濠
DH 倉石匠己④東海大市原望洋
左 坂巻尚哉④千葉経済大付
遊 中川拓紀③宇治山田商
投 皆川喬涼③前橋育英

2014年から2023年までに獲得したドラフト1位の通算WARの合計ランキングです
移籍した選手は移籍して以降も移籍元の合計WARに足されてます
一応移籍後のWARの内訳も書いたけど移籍した選手の漏れがあったらすまん
根尾と矢澤の2人は投打の合計WARです

2位
阪神 合計 63.4
2014 横山雄哉 -0.3
2015 髙山俊俊 -1.6
2016 大山悠輔 18.6
2017 馬場皐輔 -0.2 (内巨人時代は0.0)
2018 近本光司 30.0
2019 西西純矢 0.7
2020 佐藤輝明 10.6
2021 森木大智 0.2
2022 森下翔太 5.4
2023 下村海翔 一軍出場なし

https://twitter.com/keio_baseball/status/1852259486632939546?s