日本ハム堀、６日オリックス戦に異例の２戦連続先発

日本ハム堀瑞輝投手が6日オリックス戦（札幌ドーム）で異例の2戦連続先発に臨む。

4日ソフトバンク戦（同）では打者一巡、3回をメドとするショートスターターではなく、オープナーとして1回を14球で無失点、チームも勝利を収めた。中1日で、福田や吉田正といった左の好打者をそろえるオリックス上位打線を相手に、再び同じ役割を任されることになりそうだ。



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人生２度目の涙で成長、日本ハム堀に芽生えた使命感

　瞳を真っ赤にして、成長へのきっかけを手にした。日本ハムのドラフト１位堀瑞輝投手（１９）には、プロ初失点から得たものがあった。８月１７日ロッテ戦。わずか１点リード、終盤７回での出番だった。重要な局面。揺らぐ心を表すように変化球は上ずり、定まらない。ペーニャに同点弾、中村に一時勝ち越し弾と２本塁打を浴びた。チームはサヨナラ勝利も試合後、感情が爆発した。

　ロッカールームに戻ると増井、宮西ら先輩ブルペン陣と、この日の先発加藤が待っていた。「加藤さんの勝ちを消してしまったのが大きくて、涙が出てしまった」。頭を下げ続けているうちに涙があふれた。同じ左腕の先輩宮西からは「オレなんか３回くらい、加藤の勝ち消してる」とユーモアたっぷりに励まされた。厳しい言葉を覚悟していたが、かけられた優しい言葉の数々。球場を出る時、目は痛々しげに腫れていた。



（日刊スポーツ）
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【日本ハム】ドラ１堀、８日楽天戦から１軍昇格…栗山監督「何が必要かを感じてほしい」

　日本ハムのドラフト１位・堀瑞輝投手（１９）が８日の楽天戦（コボパーク）から１軍に昇格することが決まった。

　まずは中継ぎで起用される見込みとなる。この日、北海道・栗山町で開催されたアオダモ資源育成の会「バットの森づくり　栗の樹ファーム植樹」に参加した栗山英樹監督（５６）は「（１軍に）呼んだよ。１回上で投げてみて出力を上げて、何が必要かを感じてほしい」と話した。



（スポーツ報知）
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阪神・金本監督ホレた！“侍Ｖ左腕”堀、ドラフト上位指名急浮上

　アニキも惚れた！　阪神が今秋のドラフト会議（１０月２０日）で、広島新庄高・堀瑞輝投手（３年）を上位候補にリストアップしていることが５日、分かった。

　プロでも面白い存在になれる－。Ｕ－１８日本代表をアジア王者に導き、歓喜の胴上げ投手になった広島新庄高の左腕、堀。“広島のドクターＫ”に、虎のひと際熱い視線が注がれていた。

　前日４日、Ｕ－１８アジア選手権決勝。堀は地元台湾相手に、六回から登板すると、４イニングを無安打８奪三振という圧巻の投球。１－０の完封リレーで、勝ち投手にもなった。今大会通算でも９回２／３を無失点、１８奪三振と、先発、中継ぎ問わずに、優勝へ大貢献した。

　最速１４８キロ。武器はスリークオーター気味に繰り出すスライダーで、切れ味は抜群だ。カットボール、チェンジアップも操り、今夏の甲子園大会でも３試合で３０回を投げ抜き、自責点４、１９奪三振。同高を初の１６強に導いた。

　球団関係者によると、甲子園での快投を見た金本監督も「あの投手は面白い。先発としても中継ぎとしても、将来的にすごい投手になる可能性があるんじゃないか」と高く評価。確かに、甲子園では１回戦（関東第一）で延長十二回を投げきるなど、すべて完投し、先発としてのスタミナは十分。一方で今回の侍で見せたように短いイニングでも、その奪三振能力は大きな武器となる。勝利の方程式を担うセットアッパーとして大成する資質も、備わっている投手だ。



（サンスポ）
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